ヌサドゥアのビーチのおばちゃんと毎日顔を合わすようになって
毎朝話すようになって、仲良しになったので、ある午後、そのおばちゃん達のリーダーの家におじゃましてコーヒーをいただきました。
よくきけばこのオタクは一夫多妻制。
旦那さんが一人で4人の女性の間にそれぞれ子供がいて
同じ敷地内に住んでいて
もう紹介されても誰が誰だかわからない。
わかったことは、旦那さんは甲斐性がある王様みたいな存在ではなく
かなり普通で、逆に奥さんたちが働いている風でもある。
旦那さんは何してるの?とは聞けなかったけど
お昼におうちに居るということは、
ホテル勤務とか公務員ではなさそう。
地域のコミュニティで重要な要員ではあるようです。
奥さんは私が見たのが2人。
家の用事を忙しくされてて
小さな赤ちゃんはおばあちゃんが見ています。
海の田舎は仕事がなかなかないので
自給自足、物々交換も多いと言ってました。
貧しいわけじゃない、ほかのお宅と同じでそういった昔ながらの習慣です。
青年になった子供たちが働きに出てちゃんとお金を入れているのです。
ビーチに出て外貨稼ぎは 特にしなくても大丈夫らしい。
家の家事をビーチでやって、ついでに通りかかった人にマッサージしたりマニキュアしたり、ビーサン売ったりしている。
高級ホテル群の前なので、あわよくば一桁違うチップをもらえる。
ただ、割合的に収入のほとんどが祭事に使われていて
そのために働いているみたいな感じ。
このあと祭事に参加させてもらって
古いクバヤを頂いたのでお供えとお礼に5万ルピアを渡しました。
噂に聞いてはいたけど
一夫多妻ってほんとにあるんだと思った日です。
なぜそうするか考えると
男女のうんぬんではない
家族が多い方が生きやすいという
そういうのもあるのかなと思いました。